ドラゴンスピリット 新たなる伝説(ナムコ:1989年)



(1枚目:タイトル画面。副題の取ってつけた感。 2枚目:プレイ画面。緑色最強。3枚目:かわいいです。)

ビバ、辰年。
というわけでドラゴンがメインのゲームにしてみました。
今年もよろしくお願いいたします。

ドラゴンスピリット。本作は、1987年にナムコから出たアーケードのシューティングゲームの続編。
続編という事で新たなる伝説という副題が付いています。
アーケード版はかなり小さい頃にやった挙句二面くらいで死んで悲しい思いをした記憶があります。

正直かなり有名なので、今更感が出ますが軽くゲームを紹介します。
自機がドラゴンのライフ制シューティングで、攻撃方法は対地と対空。ゲロゲロとブレスを吐きまくります。
世界観は当時のRPG的といえば一発でしょう、モンスターやら悪い親玉やら妖精やら女神さんやら。
テンプレートなレトロJRPGの世界観ですね。それがいいんです。
パワーアップアイテムを取ると首が増えたり小さくなったり色が変わったり、結構無茶してます。
筆者なんかは常に緑で最強火力状態のまま進んでいるので、ブルードラゴンとか言われると違和感があります。

本作の特徴というか遊び心として、難易度設定の代わりにオープニングバトルがある事です。
どういう事かと申しますと、多分前作のラストステージであろう再現バトルをステージ0としてプレイし、
勝敗によって本筋がノーマル(ブルードラゴン)かイージー(ゴールドドラゴン)か分かれるというシステム。
正直いってステージ0は激ヌル難易度なのであまり負ける事はありません。
それをスタッフもわかっているのでしょう、イージーモードでは主人公が金ピカとなった挙句ストーリーも
おちゃらけたものになってしまいます。
のっけから頼りないなどと馬鹿にされ、ステージの合間で励ましてくれる女神や妖精に馬鹿にされ、
そしてエンディングは夢オチで妹に首輪で繋がれてる一枚絵で終了と、徹頭徹尾遊んでくれるため
プレイヤーもニヤニヤしてしまいます。
ステージ数もノーマルより少ないので、練習用かつ暇つぶし用ですね。
ゲーム自体暇つぶしですが。
関係無いですがネットゲームをやっていた際、半分ゲームに飽きても懲りずにログインして、ゲーム内で
「ああー暇だな」などと言っていたころは本当に末期だったと思います。
何続編出してんだよ!PSO!やっちまうじゃねえかよ!

話は変わりますがこのゲーム、ノーマルモードでも相当ヌルいです。
ボス戦は相手によっては5秒かかりません。紙装甲です。
アイテム取らない縛りプレイでもやらない限りクリアは簡単です。
だからといってつまらないかと言えば、そんな事はないのです。
簡単という事はサクサクいけるという事で、プレイ感の気持ち良さは相当です。
ガーガー炎を連射されぼっこんぼっこんいい音を立てて死んでいく敵、最高です。

そして何より、BGMが最高過ぎます。
筆者は火山と氷河のステージの曲がもう一生忘れないだろうなくらい好きで、運転中などよく思い出します。
特に氷河ステージのスクロール速度が3倍くらいになるところなんか最高。
迫る壁をヒラヒラと避けながらテンションMAXです。
何かこのBGMを作った方、本作がきっかけでナムコに正社員登用され、羽ばたきまくってるらしいですね。
こんだけいい曲なら大納得です。偉そうですみません。

そして何より(2度目)、女の子が最高過ぎます。
ナムコレビュー3つ目ですがどれもこれも女の子が当たり過ぎます。アタリではありません。
面クリア後条件や確率で女神や妖精がライフ回復してくれたり色々してくれます。全年齢対象です。
筆者は4面と5面の女の子がツボ過ぎて、きまぐれオレンジロード的な何かを感じてしまってもう最高。
どうでもいいですが80年代の絵柄は何だかたまりません。当時の助平漫画は以下自粛
矢野健太郎さんとかいいです。
とか書いたところで、矢野さん同社の超有名ゲームのドラゴンバスターのコミカライズ担当してたんですね。
何か偶然というか適当に書いたのに色々繋がって俺すげえ。
まあとりあえず可愛いから見たらいいと思います。




たまんねーだろ!ほら!
後は有名裏技の写真貼って終わり。
今年もよろしく。年賀状このスクショ使えばよかったな。