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妖怪道中記(ナムコ:1988年)



(1枚目:タイトル画面。ペラペラ木板がめくれるため撮影に苦労。 2枚目:死にかけてます。 3枚目:普段はババァだが条件で萌えキャラ。)

まだTが末尾に付いていたナムコが1987年にアーケードへ発表したアクションゲーム。
ファミコン版はその移植であり、少し前にPCエンジンにも移植されています。
筆者はアーケードゲームに明るくないため、本元の作品との比較などは出来ません、あしからず。

本作のストーリーは、村の人間にいつも悪さをしているたろすけが神様に怒られて地獄の入口に連行され、
地獄巡りの挙句閻魔に裁かれるという内容。一体何をやらかしたら神様直々にヤキ入れに来るんでしょうか。
当時では珍しいマルチエンディング方式で、プレイ中サブイベントにより積んだ徳の量によって輪廻する先(エンディング)
が変わる様になっています。

たろすけは挙動にややクセがあり、横移動がやや特殊で慣れるまで穴に落ちたりしやすくなっています。
攻撃方法は音も見た目もツバの様な念力をぶっ放したり先祖を呼び出したりとなっており、遠距離攻撃となっています。
たろすけの強化方法には、羨ましい話ですがそこらじゅうに落ちていたり、蛙等ザコ敵を倒すと手に入る金を使って、
店で物を買ったり神社の様な妖怪の店で賽銭をくれてやったり(賽銭の額によって制限時間の変わる連打ミニゲーム。必要かコレ)
する必要があり、地獄の沙汰も金次第というヘルジョークを地で行っています。
まあ金稼ぎは比較的時間もかからず出来るのであまり苦にはなりません。

難易度はそれほど高くなく、ベストエンドを見ようと思わなければクリア自体はそこまで厳しいものではありません。が。
ベストエンドはマジで鬼畜です。なんと最終面では金を拾ったり敵を倒すと徳が下がります。ウルティマかよ。
2回以上金を拾ったりするともうアウトです。そして金の配置はイヤらしいものとなっています。
正直筆者はベスト見てません。折れます。心が。ポキリと。マシリト。

さて例によって斜めから見たゲームレビューに逸れていきますが、このゲームの何がたまらないってお色気シーンです。
筆者はドット絵のお色気に異常に興奮するというどうしようもない嗜好を持っており、ドットが荒かろうがお構いなしです。
ソープパニックの下の方にいる姉ちゃんが最近の…何の話でしたっけ。
そうでした。当時のナムコはワルキューレやドルアーガシリーズなど、妙に可愛い姉ちゃんをゲームに出してきたりしていました。
ワンダーモモとかもそうですね。桜玉吉先生元気かしら。
本作はそれが表立ってはいませんが、端々で助平な姉ちゃんが出てきてプレイヤーのテンションを上げてくれます。
スプラッターハウス わんぱくグラフィティなんかと同じ感じです。エジプトの姉ちゃんたまんねえ。
妖怪道中記ではすずめのお宿でのお色気キャラや乙姫様など全力投球で迫ってきます。
当時のドット姉ちゃんのトレンドが丁度筆者にはツボでたまりません。
また3度目のお宿のお色気キャラ出現コマンド(一応裏技扱い)を入力すると化物に何度も見られるかボケと罵倒されたり、
メタなネタも一部見られたりと一般的なサービス心(=悪ノリ)も忘れてはいません。
当時のナムコは遊び心に溢れていたイメージです。
DLC商法という言葉が脳をよぎりましたが気のせいでしょう。

あれ…レビューがまだ落ちてない?
そうです、ここからが闇の部分、ダークサイド、ムーンサイドになります。個人的な話ですが。
当時クソガキだった自分はこのゲーム怖くて仕方ありませんでした。
日本の地獄のイメージはとんでもなく救いが無くおどろおどろしく気持ちの悪いもので、ストーリー性のない閉鎖的な
苦痛が延々続く様なものだと思っています。
妖怪道中記もそれを踏襲した部分があり、何だか妙に淡白で無感情な側面を持っています。
また敵キャラの造形がやたら気持ち悪いです。
血がどうの内臓がどうのという具体的なものではないんですが、なんだか判別しづらい細かくもぐちゃっとした連中が多く、
ステージ背景も殺伐としたものが多々あり不安な気分になってきます。
感受性豊かだった頃はそういった雰囲気をモロに感じ取ってしまうもので、ゲーム自体は面白いのですが
気持ち悪いのであまりやりたくないというジレンマに陥っていました。
恐らく前述のお色気やお遊び要素とのギャップで余計に地獄の雰囲気を怖がっていたのだと思います。
まあ今やってみるとそうでもありませんが、年を取ってゲームの雰囲気を遠いところから眺めるようになってしまった事は
非常に寂しくつまらなくもありますね。大人になってゲームがつまらなくなる理由、この辺りにもありそうです。

落ちがまだつかないので適当に〆ますが、本作品自体は良作ですので、機会があればプレイをオススメします。
ファミコンらしさと、また独特の雰囲気を持っていて、今でも楽しめる作りになっています。
さあ皆も、Let's 地獄巡り!(超適当)